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学生運動に思うこと

2003/7/18 匿名希望の准看護婦、30代、勤労者

 前回に引き続いて。基本的には学校は「学びの場所」なのです。もし、自治会活動家だった「ふみさん」「青年Y」くんが、本当にそれを自覚しているのならば、校内の環境を限りなく良好にしようとする筈です。そうであるならば、学内で集会だの演説だのをする事はしないはずです。私自身、ネオナチ集団「救う会」の排外的なテロ行為、金正日軍事ボナパルチズム政権の拉致テロを断固として弾劾しますが、病院の中では一切話すこともしません。それと同じなのですよ。それに、「有事法制反対」「核兵器反対」などといったスローガンは「学生一致の考え」なのですか。いいえ、あなた方は「学生の一致した意見」の名目に、党活動をしたいのです。つまりは「民主的な学生自治会」は貴方方のマヌーバーなのです。

 ここで、決定的な証拠を示します。「日本共産党の学生運動」

「党員学生は積極的に自治会選挙に立候補し、普段から党活動にも積極的に参加して赤旗や党員オルグに力を尽くし、そして自治会の役員になった際には、非党員の自治会役員に積極的に党への支持と入党を働きかけねばなりません。そして、学内では党の組織拡大ならび民青同盟の拡大をはかり、学生自治会の民主的発展を指導していかねばなりません」

 ここまで露骨に書かれてしまえば、何ら疑問はありません。
ついでにいうならば「日本共産党あっての民主的な自治会」という事なのですね。恐れいりました。 

 そして、ふみさん、青年Yくん。クルプスカヤの「国民教育と民主主義」をお読みになられましたよね。クルプスカヤは「全人格の多面的且つ総合的な発展と成長」を語っています。だからこそ、学内では学問、そして芸術、体育、、、、と多くの学びを得ねばならないのですよ。私の通う看護2科でも調理実習や体育の授業もあるのですよ。でも、あなた方は共産党への自己犠牲的、いや自虐的且つ他虐的な活動で自身の人格を歪めたのですよ。お分かりですね。そんな「ふみさん」は「忙しいなんて言い訳しないでくださいね」と仰いますが、この科白は貴方にお返しします。
 次に共産党に申し上げますが、学生党員には「第一の任務は学業である」と決議してください。授業放棄して党活動ばかりするから若林義春氏のような「エイリアン」な人間が出来上がってしまうのですよ。あの都知事選挙は何なのですか。あれでは石原慎太郎に投票するのも納得します。

 さいごに「民主化棒」をご存知ですか。民青が角材を持つと「ゲバ棒」ならぬ「民主化棒」なのです。東大紛争の時には、若林義春氏も「民主化棒」持ってバリケード封鎖したのでしょう。