まず、学生がどのような学生生活を過ごそうとそれは、学生それぞれの問題であり、誰かの指図を受けてそれに従う問題ではないはずです。学生運動にはいろんな問題がありました。それは、党内の問題であり、貴方には関係ない問題です。そんなに剥きになる気持ちがわかりません。しかも、当時の学生運動の本質的矛盾からかなりズレタ問題であり、唖然としてしまいます。私は私の価値基準で学生生活を過ごしたのであり、学生運動で友人たちの為に自己犠牲をはらって頑張ったおかげで、沢山の学生が諸要求の実現、生協の設立、学費値上げの阻止など、皆さん満足してくれました。
私は、貴方の価値基準がよくわかりません。書物に書いてある断片や思いつきといえる言動。何をそんなに騒いでいるのですか。本当にどうしたのですか。たとえば、私が学生時代に、学内でたとえ中核派の学生であっても授業中に拡声器でアジテーションしているよいうな学生はどこにもいなかったと思います。中核派だって学生の要求を実現する為にいろいろ活動しているわけですから、そんな事はないですよ。拡声器を使ったアジテーションや学生集会は、たとえ中核派であろうが、昼休みや授業の終了後に行なわれるのですよ。その拡声器をつかったアジテーションや学生集会をしたらいけないのですか。憲法で保障されている、あるいは、大学当局も認めている拡声器をつかったアジテーションや学生集会をやっちゃいけないのですか。中核派ですら、最近は大衆路線を大事にしておりますので、大衆に支持されないことをしませんよ。貴方は、労働基準法で違法なサービス残業は、会社側の勝手な意向で違法じゃなくなるのですか。そんな事は、一般大衆から支持されませんよ。そのルールは、どのような規範で規定されるのですか。少なくても戦後民主憲法が規定している法律が貴方・・・(文字化け)・・・。
また、貴方の書棚に書物は何冊くらいありますか? 貴方の言動から考えて、貴方は、世の中を知らな過ぎます。私の書棚には、ほとんどが仕事関係の書籍ですが、約1000冊の書籍が並んでおります。飾っているのではありません。学生時代から勉強し続けた書物がこれだけ集まりました。常に勉強していないと仕事になりませんので、これだけの書物になりました。また、雑誌の中には、情報が古くなるものもありますので、かなりの書物を廃棄しております。
私は、看護学生がどのような教育体制で勉強しているのかわからないように、貴方は、私の大学の学科でどのような教育体制で勉強していたのか紹介します。
私の大学の学科には、学生時代の授業に、一般教養を除き、教科書は一切ありませんでした。教科書で勉強できたら、わざわざ、授業で話す必要もないという事でした。只、参考文献は紹介されましたが、学生は、自分で必要な書物を図書館や教授の書棚から借りたり、生協から購入しておりました。私は、特に書物を誰よりいろいろ購入し、読破する学生でした。課題も沢山つくらなくてはいけませんでしたから、実習室は、朝の2時でも学生が数人実習をしていました。私は、人より器用なので実習なんて軽くこなしておりました。皆より学生生活は長くなりましたが、私の大学の成績は、一般教養は除くとほとんどが優でした。すでに高校時代に専門分野のかなりの勉強をしていましたのも器用にできた条件だったと思います。あらゆる方向で人より器用だったので、その余裕で学生運動ができたのです。
社会に出てからも、この器用さからでしょう。さまざまな事業で成果を上げてきました。仕事にはかなりの自信があります。業界ではかなりの人が私を知っております。事業を成功される為には、さまざまな能力が必要です。どのような方法でその能力を培うかは、それぞれ個人の問題であり、それは、私にとって、誰にもできない学生運動で培った能力の反映でもあります。ですが、学生運動の活動家だった事で、かなりの反共攻撃にあいました。私には、人より大変な仕事を沢山預けられましたし、突然、会社側から解雇の通達を受けたもしました。30代の中頃で会社員から個人事業主になりました。だまされた事も何度かありましたが、何とか生きております。
貴方は、何より沢山書物を読みましょう。それ以上に実践の中でいろんな事が勉強できるはずです。