前々から思っているのだが共産党は、いや民主党や社民党を含む野党は政権を取る気があるのだろうか? 今秋には選挙があるというのに赤旗HPに踊る記事は「イラク問題」と「公明党批判」の記事ばかりである。誤解してほしくないのだがこれらを放っておけといいたいのでは無い。重要な問題ではあるのだが一般国民からみればもっと「最優先」に取り上げ、「具体的な政策」を与党にぶつけ国民に信を問う事があるんじゃないですかと言いたいのだ。
私を含む一般国民が早急に望む政策は(1)税制および年金問題(2)産業促進・雇用対策(3)北朝鮮(核と拉致)問題、これら3つの問題に対する「具体的な政策」である。「抽象的な理想論」では無い。
共産党だけでなく民主党や社民党も抽象的で何をしたいのかが今ひとつわからない。1つ例をあげるなら年金問題にしてもいかなる年金改革策も老い若き共にハッピ-なんて事はありえないし大多数の国民は薄々肌で感じている。はっきりいって老人VS若者といってもいいくらい国を二分する大問題なのだが真剣に討議した跡が無いのはどうした事か? ちなみに小泉内閣案は老人・若者共に負担せいというように見受けます。(消費税アップ案ですから)いわゆる「三方一両損」の理屈ですね。
とにかく「具体案」を出してどんどん小泉内閣と対峙してほしいものです。いい加減、与党案に「批判オンリ-」の姿勢は止めてほしい。万一、共産党首脳陣が「野党は与党のチェックが役割」くらいにしか考えていないなら議員バッチを外せと言いたい。(それこそ税金のムダ)野党は常に「対案を練り与党に隙あらばいつでも与党にとって替わる」存在で無ければ存在意義はありません。
P、S 党員用討論の長壁さんの「支部会」の話を興味深く拝見させていただきました。高齢化はかなり深刻のようですし、長壁さんも頭を悩ませているようですね。しかし残念ながら今の共産党の姿勢では若者(特に30代以下)に全く魅力的では無いのです。共産党は若者の二-ズをもっとリサ-チ(媚びる事とはちがいますよ。念のため)しないとまた選挙で議席を減らす事でしょう・・・