長崎満事件についてのご返事ですが、長崎氏は普通の党員ではありません。一般党員が痴漢事件を起こした程度なら、たいして目くじらをてたてる必要もないでしょう。ところが長崎氏は、「あかつき印刷」に勤務をしていて、同労組書記長、全印総連東京地連元執行委員です。いわば準本部勤務幹部職員が起こした事件です。しかも事件を起こした時期は、例の志位委員長の禁酒発言があった時期です。党中央としては、何らかのコメントがあってしかるべきだと思います。ところが「赤旗」では一般事件として小さくふれただけですし、「新日本婦人の会」等は何のコメントもなく長崎氏のホームページへのリンクを外しています。(Yahooで検索すればリンクをはっていた痕跡がでます)
あかつき印刷も、長崎氏のホームページまで作成したのに、これも何のコメントもありません。長崎事件を支援した日本国民救援会も同様です。不祥事だから党関係団体がだんまりを決め込むのも判りますが、この事件は一党員としての個人の次元でかたずけられるものはなく、党をあげて関わってきた故に党の姿勢が問われる事件です。長崎氏によって、痴漢冤罪事件で戦っている方々及びその家族がどれだけ世間の冷たい目にさらされるのか、また被害者の女性が蒙った心の傷はこれ以上でしょう。この事件は、早速「週刊新潮」がおもしろおかしく載せており、苦しむのは真面目な末端党員、支持者です。党中央には説明責任があると思います。