あなたがどのような方は知らないし、正直、興味もない。
ただ全国の女性には、セクハラを受け勇気をふりしぼって裁判に訴えている人たちが大勢いる。党幹部は、あなたへのセクハラ行為が「社会的に許されない行為」であるといっている。あなたの問題は決してあなた個人の問題でも党内問題でもない。あなたをセクハラしたのは有権者から選ばれた国会議員なのである。このまま党内問題として処理されるならば、有権者はどう思うだろうか? そして、あなた自身の人権は本当に守られているといえるだろうか?
プライバシーの保護を理由に党内問題として処理しようとする党幹部は、もしあなたが裁判に訴えたとしたら「党の問題を外に持ち出した」として査問にかけるかもしれない。だが勇気をもってほしい。このまま泣き寝入りするならば、第2、第3の犠牲者がでることは必至である。共産党の国会議員だったおかげで、党内問題として処理してもらい、「1人の党員」として出直すことができるのだという伝統をつくってはならない。