生協人さんのお怒り、悔しさは当然です。 外に向かっては、正義、権利、民主主義を主張する人たちが、自らの問題に関しては全く逆の態度に出るわけですから。
井鍋さんは共産党を捨てるべきだとおっしゃいますが、名誉回復は大切なことですから、捨てることはいつでも出来ますので、名誉と真実の為に負けないでほしいと思います。
組合の無い職場に組合を作って、待遇改善を訴えた女性たちがいました。経営者は非組の人たちを使って、毎日嫌がらせ、暴力を繰り返し、クビも匂わせました。
母子家庭だったり、老母の世話を独りで看たりしていた女性たち(組合設立のメンバー)が抜けていったとき、”指導”してきた地区委員長は、口を極めて彼女たちを「脱落者」と集会でののしりました。
除名されたり、離党した人たちが、今までの仲間達にどう言われるようになるのか、見た思いがしました。反党分子のレッテルは、真面目に党活動をしてきた人にとって、残酷なものでしょう。
だから、普通の党員は決して損なことはしないし言いません。私の友人がいつも言うのですが「共産党で食っている」幹部、専従はいわんやです。正義や真実より、”うるさい人間”を排除し、地位の安泰だけが目的なのは、普通のサラリーマンと変わりないのです。
こんな中での戦いに負けないで下さい。でも心身ともに疲れ果てたときは、ご自分を大切になさってほしいと思います。
正義も真実もヒューマニズムも無かったら共産主義と言うのでしょうか。