思いもかけず、科学的社会主義討論欄でお返事いただきました。それぞれにいただき、ありがとうございます。
まず、8月14日 長壁様にですが
私の意見にたいして「核論が返ってこない理由」として、「私の過激な論理について行けない方が多い」とのことですが、それは、あてはまらないとおもいます。
なぜなら、「触らぬ神にたたりなし」なら、なぜ、私に核論を除く好意的なメッセージをおくってくださるのでしょうか。
また、私は、賛否両論と申し上げましたが、賛同の方は、おおむね、核論がしっかりとふくまれているものが多かったような気がします。数少ない投稿者のなかで、賛否の割合は9対1くらいだったでしょうか。直接・間接にそれぞれ、深いメッセージがこめられたものが多かったとおもいます。過去、イラク戦争論争で、武力行使派対否定派は1対9だったでしょうか。高弘さんという異論が大きく貢献してくれましたが、この論をめぐって、どれほど、多くの方が深い討論をされたか・・・
このとき、おそらく、武力行使派の方々は、ほとんど、だんまりを決め込んでいらしたような気がします。高弘さんに対する援軍はほとんどなかったのです。しかも、容認派との核論のぶつかり合いがなく、それこそ、反対派の多様な意見の受け皿がありませんでした。結局、それぞれ、自爆、燃え尽き症候群といったかんじで、みんなつかれてしまたのでしょうか。
現実は、つぎつぎと、戦争法案が成立。菅井さんなんかは、「戦争国家の内実をしった」というような詩を最後に姿を消しました。気持ちはいたいほどわかりますが、再生していただきたいものです。現状が悪くなればなるほど、大きな声をあげていかないと、状況はさらに悪化します。
状況の悪化と、タブーとされてきた北朝鮮問題が浮上して、大なり小なり、これに関しては、みんな避け勝ちであろうとかんじられます。この件も過去、活発な討論がありました。この問題こそ、共通認識をそれこそ、一から問い直す作業が必要でないかと、おもっています。
たとえば、この50年の間、北朝鮮が、2回、3回切実な平和外交のメッセージをおくってきたことなど、そして、ことごとく、米国と日本がそれを無視したことなど、ほとんどの方は、ご存じないとおもいます。
日本は自立して、隣国北朝鮮と真摯な対話などする気もなかったのです。そのくせ、北朝鮮のことを、次から次から、微にいり細に入り、ゴシップを垂れ流します。日本国の醜悪さがここぞとばかりに、暴露されたこの一年でした。
私のことを、大歩様は先入観をもって一方的にきめつけているとおっしゃいますが、わたしからいわせていただけば、日本のメディアこそ、偏見と先入観で一方的に垂れ流し情報で、日本国民をマインドコントロールしています。残念ながら、されてる方には、自覚がないのです。
最後に、「昔の北京放送や平壌放送を彷彿させるもの」との表現ですが、私のどうした切り口がそうなのですか。また、大歩様は、昔、そちらにいらしたことがあるのですか。日本のメディアからは、北朝鮮の素顔は99%事実が隠蔽されているとおもいますが。表象を増幅させるような一片の映像、あるいは、歪曲された文章のみが日本のメディアをおおっていると思います。これはきめつけではなく、専門家・メディア関係者との話し合い・または検証を通じて言及しています。恐れ入りますが、私の他の文章からもよみとっていただければ、ありがたいとおもいます。