父親は党員、母は結婚する際に党員になった。
私は父の勧めで高校時代に民青同盟員になった。
レクリエーションや勉強会もあるにはあったが、放課後呼び出されて中学校の名簿を持ってきて同級生に順番に電話をし、同盟員の拡大活動を依頼されることが多かった。
最近では名簿を使って片っ端から電話をするのは、悪徳商法の手口でもあり、あまり好ましくないイメージがあるが、その当時電話をする立場からしても、自宅にいきなり電話をするというのは、友達から変な目で見られそうで非常に気が進まなかった。まして、同盟の拡大活動時には共産党の青年組織であることを明かしていた(しかも相手が「同盟をやってもいいな」という意思表示を見せてから)。やはり、その後そういう目で見られるのはいやだった。
その後、同盟に頻繁に呼び出されることから、受験勉強の妨げになると父が怒り、同盟活動をやめさせてもらうことにした。(実際は同盟員として登録されていたが)
もし今でも同盟が同じような拡大方法を行っているとしたら、それは考えたほうがよいと思う。まあ、昨今の若い世代では興味を示さないのではと思うが・・・