劣化ウラン弾は濃縮ウランの残りカスで作られたものであるが、これが今日の「湾岸戦争症候群」の原因にもなっているのである。
この悲劇はボスニア戦争でも同様である。米軍のM1A1エイブラムス戦車は装甲に劣化ウランを用いており、「世界最強の無敵戦車」とまで称されているのである。そのため、イギリスや米軍の戦車兵にも「劣化ウラン症候群」なる奇妙な病気ならびに、米英軍人の子どもに奇形児の出産が報告されている。イラクやボスニアでは無数の奇形児の出産が報告されており、「枯れ葉剤」の悲劇を呈していると思うのは私だけではあるまい。
アメリカ軍の攻撃は決して「ピンポイント攻撃」ではない。非戦闘員からあれ程の犠牲者が出るならば、アメリカには言い訳はできまい。もし、「ピンポイント攻撃」というならば、アメリカの「軍事技術のお粗末さ」を晒すに過ぎないのである。
国際法では非戦闘員への攻撃は厳禁されているのである。しかも、「化学工場」という所が実はミルク工場だったりと、実際は非戦闘施設を意図的に攻撃しているのである。
おそらく、イラクは「ソマリア化」するのではないか。その戦争に日本が出撃するのである。喜ぶのは誰か、、、、、、。
以前イラク投稿欄で勘違いしている者がいたが、国際法で禁止されているのは敵軍の軍旗や軍服を用いることである。非戦闘員の軍事行動ではない。