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今のイラクは「ソマリア」化を呈している。弟の読んでいた軍事雑誌PANZERには黒こげの米軍のMM1A1戦車が写っていた。現地を取材した記者が言うには、イラク軍民兵のロケット砲で撃たれて破壊されたらしい。記者に対して、米軍への怒りをぶつけるイラク人の表情が生々しい。これが、イラク戦争の実態である。最近でも、米兵の戦死者が報道された。戦争後のほうが犠牲者が多いのが実態である。これが、「解放」であろうか？
私は自衛隊の派兵には断固と反対する者である。不破氏は「外交ごっこ」をする暇があるならば、米大統領に対して直談判する勇気もないのだろうか。