元学生自治会の役員をしていました。今のありさまを見ると、ため息が出てしまい
ます。当時私の大学では統一候補を立てず、必ず他党派に役員の枠を空けていました。
役員会ではいつも揉め事が多く欠点もありましたが、自治会に緊張感があり、自治会
も大衆的に支持されていました。自治会や全学連は大衆組織ですから、党や民青とは
異なります。党の方針を押し付ける場ではないと考えていました。自治会員の要求を
先取りして、提起し、場合によってはいい意見であれば他党派であろうと、積極的に
取り上げました。
議論が深まれば深まるほど、自治会自体が活発になり、動員も増えシンパが次々民
青同盟に加入してきました。もっとも他党派もふえましたが・・・未来を支えるのは
青年です。私の周りの少なくない人たちが現在議員として活躍する年代になっていま
す。
全学連のあり方、大衆組織の在り方を再考し、青年同盟の発展を願ってやみません。
プレハーノフの言うように「青年同盟は社会主義の学校」なのですから。