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石原都知事の一連の言行をどう、ご覧になっていますか。さあ、今こそ、大歩さま、あなたの出番です。いままでは、小出しにしていましたが、こんどこそ、現実のテロ行為を都知事という肩書きで、堂々と、肯定されました。また、また、口先だけの、釈明がなされるかもわかりません。今までと同じように。なぜなら、今度という今度は、さすがの朝日も赤旗も、強く、糾弾していますから。恐らく、他紙も批判的でしょう。産経など御用機関紙はいざしらず、諸君、正論など右翼雑誌は、この威勢のいい発言にまた、喝采をおくるのでしょうね。
朝日が全体を批判しながら、「今の若者にこうした発言が受ける風潮」を憂えていましたが、なんでしょうね。石原妄言を、毎週、毎週、スペースをさいて連載しておきながら、要は、朝日にも、責任があるのです。都知事としての発言を、きちんと分析し、適切な批判をしていれば、また、そうした投書をのせていれば、石原氏だって、その影響をかんがえることでしょう。彼の発言は確信犯ですよ。故意にトンでも発言をし、反応をみているのですから。
今は、戦争への流れを推進する、排外主義の先鞭をとっていますし、数少なくない若者から高齢者までが、倒錯した元気をもらっているようですが、そうした妄想の寿命は、長くは続きませんよ。
今まで、数々の非常識な言動で、幾多の女性、在日のかたがたを悲しませてきた人ですが、このかたのおかげで、各地で、在日のかたを貶めるテロ行為が頻発しています。都知事がエールを送ってくれるのですから、こんな心強いことはありません。なんか、ヤクザさんにも強そうですし、何でもありの風潮がさらに、加速されます。
でもね、最後は自分にはねかえってきますよ。石原都知事をみていると、自分だけは、特別みたいな、病気も、障害も貧困も関係なく、歳も関係なくという感じがしますが、そうしたものではないとおもいます。がんと言うイメージではないですが、そのたの三大成人病的なものには、気をつけられたほうがいいような、老婆心ですかね。
とにかく、人を傷つけたり、おとしめたり、恨みをかうようなことは、石原氏自身にとっても、よくないとおもいます。知事選前はさすがに、戦争発言を控え、その後は裕次郎キャンペーンで柔らかイメージ戦略をとられましたが、国民のみんながみんな、それほどお人よしでもないでしょう。
テロ・戦争と言うイメージはしっかりと、石原氏のイメージとしてあるのですから、北朝鮮バッシングとリンクして、いまのところ、有事法案、イラク新法と成功しているかにみえますが、油断は禁物ですよ。
みんな、そろそろ、刺激的な暴力的な事件にうんざりしてきています。政府が進める軍事路線も、イラクに自衛隊派兵も、若者が自分の命にかかわることだと、そろそろ、気ずいてきつつあるようですよ。間違っても、小泉さんや石原都知事は戦場には行かないということもね。
ともかく、「爆弾なんてあったりまえ」などというような、テロリスト都知事は、日本にはふさわしくありません。いますぐ、その職をしりぞいてくださいませんか。征伐隊のりーダーでいいではないですか。あるいは、カジノ経営でいいではないですか。賭博場を経営しながら、たまに正論で原稿をおかきになったら。
世の中が、こう戦時一色になり、攻撃的な風潮になると、むしろ、優しい、癒しけいの都知事の方がいいとおもいます。ゆでがるでは困りますが、最低限戦車や軍服の似合う都知事は、私達日本の未来を考える女性たちは好みません。
大歩さま、あなたにお願いすることは、こうした石原氏を支持する理由を私に、説明していただきたいということです。すくなくとも、朝日に連載されている石原発言は、目を通して検証ねがいます。毎週火曜日です。
今や、石原氏を批判だけしていてもはじまりません。石原氏のどういうところを、支持されているのか、偶像されているのか、しりたくおもいます。石原氏自身の実像との乖離を研究したく思います。あるいは、わたしのイメージが壊れて、別の発見があるかもわかりません。