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へきるさんへ。9月11日投稿文について

2003/9/13 ウナギ犬、30代

 また批判することになってしまいますが、私はやっぱりへきるさんの投稿姿勢には 共感できません。
 貴方が拉致問題をきわめて重要だと思っていることは、理解できます。
 しかしそれを他者に押し付けて欲しくないのです。

 私は「この掲示板で拉致問題を扱うな」とは、一言も述べておりません。
 もし言ったとして、それで貴方が投稿をやめるのなら、その場合は私が完全に悪い し、たしかに卑怯者でしょう。
 でも貴方が、拉致問題のことを投稿しない人に対して、「卑怯者」というのは、間 違っていると思います。
 それを批判されて「私も卑怯者の一人になります」と言って投稿をやめるという、 その姿勢も間違っていると思います。

 私は拉致問題に関して、一応の考えをまとめられたから、投稿することができまし た。  しかし考えがまとまっていない人は、今の時点で投稿する必要はないと思っていま す。  逆に焦って強引に意見を出してしまって、あとにひけない失言をしてしまっている 人が、ちらほらいるように感じられます。

 なぜへきるさんは、「拉致問題のことを語らないと駄目だ」という、それほどまで の焦りを感じているのでしょうか。
 私は党員ではありませんが、共産党や党員がそこまで負い目を感じる必要があると は思っていません。
 共産党が金正日の手先となって、拉致への協力や隠蔽工作を働いていたとは思って いないからです。

 むしろ私は、現在の「許せん、北朝鮮」という感情的な(しかも攻撃的な)ムーブ メントに同調しない方が、正しいと思っています。
 アメリカでの「対テロ戦争に反対する奴は売国奴だ」というムーブメントと、日本 での北朝鮮に対するムーブメントは、かなり共通していると思います。
 他国民がもたらした自国民の犠牲と、それに対する報復感情という点においてです。
 自国におこっているムーブメントに巻き込まれるのでなく、客観的視点で判断する のが大切だ、と私は思っています。

 だから私は、へきるさんが拉致問題・北朝鮮問題を語るのには反対していませんが、 焦りを持って対するのはどうかと思っています…けれど、実もそれは大した問題では ないと思います。
 私が問題だと思うのは、他人にその焦りを強要することです。
 繰り返しになりますが、やはり投稿しないからといって、「卑怯者」呼ばわりする ことは、やめてほしいと思います。