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私の反省

2003/9/12 後援会員S、60代以上、無職

共産党のことを論ずるには、やはり「筆坂問題」は避けるわけには行きません。
この問題が起きた直後に後援会の会合があったとき、何人かの支持者から党員や地方 議員に質問が集中しました。

彼らは平然と「議員と言っても人間である以上間違いも起こす」のコメントには唖然 としましたが、冷静になって考えてみると、この意見は正解なのでしょう。

私たちは共産党のイメージとして「前衛党」「開かれた党」「清潔」「・・・」を持っ ていましたが、これらは間違いであったことを反省しました。

共産党も、その構成員も、ごく普通の団体や人間の集まりで、中には一般市民よりマ ナーや常識に欠けている人も見えるようです。(党員専用の板を読むと愕然とするこ とがあります)
彼らとは40年以上付き合ってきて、書きたいことは山ほどありますが、ただ、ひとつ を書くなら「都合の悪い意見を抹殺することは中央だけでなく、地方でも同じ」とい うことです。

もちろん、他党より優れている面もありますが、詰まるところ、悪質な意見は別にし て反対意見でも取り上げて検討してみるという懐がない以上、組織として人間として の魅力もないということにもなります。

「さざ波通信」も、数年も続けられていることは奇妙にも感じられます。
党内に信ずる意見は堂々と発表し、組織から追い出されるのなら、それはそれで、大 きく言えば日本の民主主義が少しでも発展することではないでしょうか。

以上のような反省に立ち、今後は共産党も党員の皆さんとも是々非々の立場で接して 行くことにします。