大歩危の石原都知事発言に関する見解を聞きたいとのことので、言及致します。
外務省の田中審議官宅に時限式発火物が仕掛けられた事件に対して「爆弾が仕掛けら
れて当たり前」と石原都知事が発言したことについては、大歩危も言い過ぎではない
かと思っています。
それは、テロや暴力を肯定すると受け取られる恐れがあるからです。
石原都知事は、拉致問題に関してこのような事件が惹起するような背景(外務省や担
当者に不手際や責任の不履行)があることを述べたかったものと思いますが、暴力や
テロは当然のことながら許されることではありません。
従って、そのように受け取られる発言は早急に訂正することが正しいと思います。
しかしながら、以前の第三国人発言のときもそうでしたが、発言全体の趣旨ではなく、
言葉尻だけをとらえて、大騒ぎする風潮はいかがなものかと思ってます。
また長壁様には米国に対する「現実の」テロには理解を示し、このような「談話の」
テロに対しては鬼の首でも取ったように言及するダブルスタンダードは止めて戴きた
いと思っています。
次に北朝鮮問題について、長壁様のマスコミに対する論評やさざ波通信における論争
について考えてみましたが、そこには現金日成政権をどうみるかということが焦点に
なっている気がします。
明確に口には出していませんが、拉致問題の全面解決や北朝鮮の民衆が解放されるの
は金日成王朝が失脚する必要があるとするマスコミの金政権を揶揄するような報道に
苛立ちを覚え、さざ波通信でも金日成政権は良くないと思っている方々と意見の相違
をみているのは、その辺に本質があるのではないかと大歩危は思っています。
以前に長壁様を理解しようとしたと述べました。
長壁様はいろんな問題に対し、いろんな観点や角度から投稿されていますが、それら
は次の一点に集約出来る気がしています。
それは「長壁様は、北朝鮮政権の代弁者」ではないかということです。
従って、次のことを長壁様にお聞きしたい。
金日成政権は失脚すべきなのか、あるいは拉致問題を解決し、北朝鮮民衆を幸福に出
来る政権であると思っておられるのかということを。