潤さん、どうして今の日本政府に北朝鮮を批判する「資格」が無いのですか?いやし くも国民の代表です。日本国民の権利が蹂躙されたのです。国民の声を代表して、徹 底的に批判し、現状復帰を果す先頭に立って奮闘してもらわないと困ります。
一方、「資格が無い」政治家もいます。国交回復後の砂利等の「利権」確保に躍起に
なって、国民の人権擁護はそっちのけに、暗躍した人達です。かって、金丸信は北方
領土を買っても言いといった。誰の金か?国民の税金ですよ!あげくの果てに、北朝
鮮に行って金の延べ棒をもらってくる始末だ。このように利権まみれの輩には、「資
格が無い」と思う。
自民党総裁選が終盤を迎えているが、野中某は、自分の退路を断って、政治の志の筋
を通すみたいなことを言っていた。あれを聞いた時、思わず吹き出してしまった。氏
こそ、拉致被害者を無視し、あの金丸「利権」の露払いに奔走した人物である。潤さ
ん、区別して考えましょう。
「拉致被害者の家族も政治的に利用されているだけ」とありますが、「利用」ではな
く「翻弄」ではないですか?政府・政党に、取り合ってもらえず、少なくとも十数年
は、絶望の淵にいたことは明瞭。親身になって、政府~マスコミにつなぐ大きな役割
を果した中の一人が兵本達吉さん。兵本さんたちがいなければ、もっと遅れたか、あ
るいは、迷宮入りしていたかも知れない。果した役割はとてつも無く大きい。その兵
本さんを共産党は除名した。
長たらしい除名理由も読んだが、要は、厄介払いである。確かに、共産党は北朝鮮・ 総連とよりを戻す方針で、兵本さんの活動は、その方針に反対することに帰結してい く。その意味では、「中央」の方針を理解しない不届き者になる。兵本さんは、テレ ビ等で拝見する限り、豪放磊落かつ小細工が嫌いで、正義感が強いお方とお見受けし た。
潤さんは、「北朝鮮を批判する資格があるのは日本共産党だけ」と言っているが、ま さに「逆」でしょう。理由も不明確なまま、又、筋道だった説明もしないまま「北朝 鮮・総連」とよりを戻そうとする、親身になって被害者救援活動に取り組む議員秘書 を退ける、国会では「疑惑の段階」質問をする等、こう言った一連の活動からは、 「資格」条件は全く見えてこない。「国の主人公=国民」人権擁護の看板は何処に行っ たのでしょう?