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ここで潮時、引き際か

2003/9/18 飯田和夫、20代

 KMさま、いつも親切なアドバイス、有難う御座います。

 私は総選挙の終わるときまで党員で居ます。私は選挙ではかならず共産党に投票します。
 私は「自分の出来る事は全てやりつくした」のです。と、書くと「ふざけるな」というお叱りの声があるでしょう。でも、学生ですので学業が第一です。その中でビラ折りと一ヶ月に一回の党会議への参加をしました。完全に「アリバイ」でしょう。たとえて言うならば、アメリカ大使館にビザを取りにいって「私はアメリカに行きました」というようなものでしょう。でも、それでいいのです。私は自分の出来ることは全てしました。
 私は共産党に敵対をする考えではありません。離党したあとでも、「善意の支持者」です。党員の方々とは「よき隣人」でありたいのです。
 私は、共産党が「日米安保に反対」というのには異論はありません。私の実家がxx基地の騒音で凄まじいのです。ですが、私は共産党を「あばたも笑窪」に賞賛はしません。
 昨今の北朝鮮の拉致事件、有事法制、、、、といった事は私には対応できません。そんな事に関わる気すらありません。たしかに、拉致事件は糾弾すべき蛮行です。しかし、私のような一個人に何をしろというのでしょうか。
 ここが潮時です。共産党員は「理想論ばかり吹聴する純粋培養」ばかりです。川上徹氏の「査問」を読み、実感しました。
 私は古典の学習は、空想から科学、フォイエルバッハ論、そして反デューリング論、ドイツイデオロギー、最後に経済哲学草稿で終了しました。
 「もう、これ以上は走れない」という心境です。

 私の支部でも何人かの方が離党しました。無理に止められた形跡もありません。「去るものは追わず」です。

  KMさまへ、

 いささか愚痴になりましたが、聴いていただきありがとうございます。私の気持ちも解れる感じです。