とうとう本音が出たと言う感じなのですが、もう少し大人になりませんか? 貴方
のような人とお付き合いすると余りにも虚しくて、疲労感だけがより蓄積されてしま
います。
事実だけ書きます、私が最初に「不審船」について述べたのは8月26日の「万景
峰号について」です。その時「奄美沖の公海上で中国旗を掲げながら、3倍か4倍の
弾丸を浴びせられ撃沈し、15人~20人の人々の命が「救助の叫び」をよそに見捨
てられ失われた事である」
そして次は9月6日の「朝鮮半島で戦争を起こさない為に、立場を変えて考えよう」
で私は「真の原因は彼らが撃沈した後必死で救助を叫ぶ人々を、あの「えひめ丸」の
米原潜の様に「危険だから助けるな」の同じ一言で、1人も助けようとせず見殺しに
してしまったからだと思っています。助けなければならない人を見殺しにして、浮か
び上がってきた人にと止めを刺す(銃撃)行為が人の良心を責めない訳がない」と書
いています。
曙光さん、たとえちっぽけな船に乗った人間でも、銃撃され撃沈されても、頭か心
臓をまともにぶち抜かれない限り即死はしません、そうでなければ「救助の叫び」を
上げられる訳がありません、あの時全員かそうでないか判りませんが「船から抜け出
し助けを呼んでいた」とニュースの第一報は報道しました、その後そのニュースはパッ
タリ出なくなりました。全員殺してしまった事に慌てて報道コントロールがされたの
だと思います。
そして「止めを刺した」ことですがこれは後不審船引き上げの時、穴の開いたハン
グル文字入りのシャツを着ていた人が遺体としてアリバイ的に引き揚げられていたの
で、ただ追加しただけです。
撃沈イコール全員即死ではないし、浮かび上がったのを見殺しにしたのも事実と思
います。
この不審船事件によって15~20人の人が虐殺されたことは事実です、根本的に
何にも変わりません。あの船に乗っていた人が「いずこともなく姿を消した」などあ
りえないでしょう。
これがそんなに「虚言」なのでしょうか?
曙光さん、これこそ「木を見て森を見ず」の論理と言うものではないかと思うので
すがどうでしょう?
その後の「あなたの論は、強引にパレスチナ・イスラエル問題に持つていつて」と
書かれていますが、私が一体何時、どこでどの投稿で、そう展開しているでしょうか?
確かにパレスチナ問題は現在の様々な状況の中で一番厳しく決して座視出来る事で
はありません、だから同じ投稿に他の問題と一緒に論じる事は多いと思いますが、そ
れはごく当たり前の事と思います。
兎も角、あなたの今回の視点は私には、いや他の人もと思いますが、理解出来ない
し合理性がないのです。
また、あなたは「公安警察」が様子を伺うような集会や行動に参加されたことがな
いのですか?今は右翼でも彼等に狙われているのに、曙光さんって大人しく従順な方
なんですね。
それともうひとつ「国家対国民論みたいな」ですが、あなたのおっしゃる通り、特
に北朝鮮問題では「幼稚園的理屈(ママ)」さえ理解しない人たちが、このさざ波通
信にも相当数投稿されているから、念のためそう書かざるをえなかったのにです。
私は「差別主義者」でない事を常に心がけています、差別される側から見ればほん
のお粗末な認識かもしれませんが、でもそれを大切にしたいと思っています。
あなたの言われる「幼稚園的理屈」はこのさざ波通信を見ている人に対するとんでも
ない偏見であり差別と思います。
今後十分配慮され投稿されるがいいと思います、忠告させていただきます。
最後にパレスチナの事です、パレスチナ問題はかつてのイギリス・フランス等の植
民地支配当時から始まり、アメリカの強引な押し上げによる国連でのイスラエル建国・
アメリカ支配の本格的開始、そして4次に亘る中東戦争、レバノン紛争等など長い長
い歴史があります。
「聖地」や「ユダヤ教」からすればそれこそ神話時代にさかのぼらなくては理解し
えないものがあります。
「クリントン時代」以降にパレスチナ問題をきり縮めてしまったら、何の討論にも
ならないし、現地で殺され傷つき悩みながら闘う人々への冒涜にしかなりません、も
う少し、いやもっともっと勉強して下さい。岩波新書など一杯あります。
ところで、曙光さん失業中なのですね、ご苦労さまです。
私も退職後フリーターしているのですが、なかなか仕事にはありつけません、まあ
取り敢えずは霞を食わないでも生きていけているので、まだ幸せかなと思っています。
でも本当は私たちが、そのたまり溜まった、不平等・不満・不安、鬱憤を、小泉に、
行政に権力に、向けるべきなのですね。
そうしないと昔、偉い誰かさんがすっぱり言い切ったように「ルンペンプレアタリ
アート」として切り捨てられてしまいますよ。
方向転換しましょう!仕事がなければ大いに勉強頂いて、党本部を大慌てさせましょ
う!兎も角お元気でお過ごし下さい。
「事実だけ」のつもりが少々長くなり申し訳ありません。
言葉足らずでいらぬご心配を掛けたようですが、私は撤退など露ほどにも思ってい
ませんのでご安心下さい。