総選挙近しとして、各党派がポスターを張り巡らすようになりました。共産党も小選挙区候補のポスターを近在に多数はってあります。気がかりなのは、具体的政策が伴っていないことです。この点で9.5に一般投稿欄にて鎌倉太郎様のご指摘に深く共感します。
北朝鮮核武装問題についての6カ国協議では、日本は核問題で米韓と同調する動きでした。しかし、6カ国中、核保有(米露中)核の傘の下(日、韓)対北朝鮮では、北朝鮮が頑なになるのを理解できなくもありません。勿論私はいかなる国の核兵器も廃絶されるべきと思います。その点で、原水協、原水禁、共産党・社民党が反核世論を今協議に向けて高めなかったことは大問題です。体験的な核使用の悲惨さを語れる日本の独自の役割と思うからです。
さらに、共産党の消費税についての政策が明らかにされていないのが気がかりです。ポスターに「消費税増税反対」とは書いてあっても、消費税を5%据え置き(前回の総選挙での政策)か、減税を求める(前回の参議院選挙政策)のか・・明らかでないのきがかりです。この点では、何度か共産党中央委員会に問い合わせましたましたが、ご返事がありません。
共産党は候補者は一応各選挙区そろえたようなので、肝心の政策が見えなければ、自公保vs民由の保守同士の争いにはねとばされる可能性が高いです。是非具体的政策を明らかにし、保守票の食い合いの中、共産党候補が浮上するような真の対抗軸を示して欲しいです。