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北朝鮮当選問題はまず、現実直視を!

2003/9/7 がんばれない共産党員、50代、労働者(ノドンチャ)

 みなさま、始めまして。がんばれない共産党員です。
 北朝鮮問題で、どうしても私は日本共産党に納得できません。私の知り合いの党員にもこのことを話しましたが、全く聞き入れようとしません。
 ほとんどすべての党員は北朝鮮問題を避けてしまい「そんなに言うなら中央に言えばいい」「赤旗に投稿すればよい」と捨て台詞を言われ、挙句の果てには「選挙も拡大もがんばらないのに」「そんなに嫌ならやめればいいのに」と言われてしまいました。
 疑問や不信があれば上級機関に申し出よといわれますが、どうも納得も信用もできないのです。
 私はヒョンなことから北朝鮮から帰ってきた在日帰国者をたくさん知るようになりました。その人たちから北朝鮮の生々しい実態を多く聞きました。
 それは、昨今テレビなどでセンセーショナルに報道されていることがほとんど事実であるということでした。「地上の楽園」を信じて帰った祖国が「地上の地獄」であったという歴然とした事実です。
 みなさまの論議を見聞きするほどに、まず事実はどうなのか、北朝鮮の人民はどうなっているのか、ということが欠落しているように思えます。
 一時「赤旗」は、「万国の労働者団結せよ、すべての被抑圧民族よ団結せよ」をスローガンにしていましたが、まさに北朝鮮人民は「被抑圧民族」です。そこに手を差し伸べようとしない日本共産党を非常に悲しく思っています。
 このことについたは、日本共産党は正義の立場には立っていないのです。
 なんと非難されようと、「まず、現実がドウナッテイルノか」が出発点です。そのこと抜きの言動は科学的社会主義に反しています。