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島田智春さんへ

2004/9/9 星鈴、50代、末端労働者

 ご返事します。貴方のいっている世界日報の記事とは、「これが温かい支部活動?-日本共産党の除名党員が不当を告発」でしょうか? 私はどの大衆運動でも、それを支えているのは無名の末端で頑張っている活動家と思っています。決して幹部ではありません。末端の活動家を大事にしない組織は、所詮滅びるしかないと感じています。別に幹部を否定するものではありませんが、幹部というなら高い倫理性と末端の活動家に負けない運動量が必要になります。
 痴漢冤罪ネットワーク代表の事件で、一番私が頭にきたのは、例の志位禁酒発言の直後だったことです。準本部勤務職員でさえも委員長発言を受けて何故自粛できないのか、ビラ配り直後に居酒屋で酔っ払うほど何故飲むのか、理解に苦しみます。或いは私の想像以上に党本部が腐敗しているのかも知れません。ここでも取り上げられていましたが、幹部の腐敗は今に始まったことではなく、戦前の待合問題やハウスキーパー問題のように現在に至るまで一貫して党の暗部に流れているものかもしれません。
 専従の給料遅配が話題になっていますが、そういう投稿を見るにつけ怒りがこみ上げてきます。共産党は貧しき者、虐げられた者の味方ではなかったのでしょうか? 一部の赤い貴族に牛耳られ意見もいえない党であるならば、どこかで見切りをつけるしかないでしょう。鎌倉時代の宗教革命家・日蓮の言葉に「思想風紀が乱れた国は、善き神は去り、悪い鬼がやって来る」とあります。日本共産党もこうならないことを願うだけです。
 長いだけでご返事にはなっていないかもしれませんが。