9月28日付赤旗4面において、論者Fさんは、朝日新聞のオピニオン欄の文章を批 評して次のように言います。
だいたい、選挙で政党が候補者をたて政策を掲げて有権者の支持を争うのは当然のこ とです。それを「他党の足を引っ張る」「自民党政権存続に手を貸す」などというの は、自らが思い描く「政権選択」選挙の鋳型に現実を無理やりあてはめ、それに合わ ない政党の存在を根本から否定する暴論です。
御説ごもっとも、私も「民主党に一方的に協力せよ」と主張するものではありません。
広島市長選、札幌市長選、逗子市長選、を見てください。
党が一歩引くことによって、結果がでてるではありませんか。
特に兵庫8区(尼崎市)では、党が一歩引くことによって、白井文・革新市長を生み
出した、まさにその場所です。
イラク派兵を推進する冬柴に対抗できる布陣をはることが肝要だと、考えるしだいで
す。
ひょっとしたら、共産党が選挙戦術を少し変えるだけで、世界の表情は、一変するか
もしれません。