突然、割り込んで失礼致します。がんばれない共産党員さんとウナギ犬さんの論議興味深く拝見しております。
論議が、経済制裁に及んで膠着しつつあるように見受けましたので、意見を述べます。
初歩的な質問で恐縮なのですが、「経済制裁」の定義が具体的に何を指すのか解らなくなりました。
極端な例として、・・・経済封鎖を完全に行うならば、日本だけがそれを行ってもザル状態ですから隣接する露・中・韓・米・日が協調して行わねば実効性は無いわけですし、もしそのような措置を取るなら、関係国は24時間北朝鮮をウォッチして北の軍事行動を察知したなら直ちに限定攻撃をする態勢を取らねばならない、と思います。つまり、外交行動に伴い軍事行動も連動するはずだと思います。
従って、実際の経済制裁行動には、この極端な制裁行動までに何通りものオプションが存在すると思います。逆に、最も緩い制裁は関税率の増減でしょう。
外交活動の中では、日常的に力の行使、乃至脅しをお互いにやり合っているのが現実でしょう。
ちなみに、私の考えは、当面は国際社会の道義上、非合法的貿易を断絶する手段を講じること。
具体的には、覚醒剤の密輸・武器の売買・不正送金を完全に行うことです。
実際には、実施するとなると、これらさえ難しい問題を孕んでおり簡単には実現できないと考えますが、これらのプログラムを計画的に推進、もしくは推進することを主張することで、相応のプレッシャーを与えることができると思いますが、どう思われますか?
ここからは、ちょっと先走った意見(質問)ですが、今論議されている、モンゴルあたりに北朝鮮の難民キャンプを創設して、脱北者を政治的難民として保護、同時に北朝鮮崩壊後の暫定政権の枠組みを、このキャンプで策定していく、というプランをどう思われますか? 色々、問題もあるとは思いますが・・・・
さらに、金正日も齢60歳、10年後には70歳になります。よって、その頃以降に、彼が健康で軍部を掌握し続けることはかなり難しいし、自然死の可能性も出てきます。
であるならば、自身が2代目として権力を継承したように、今後5年以内ぐらいには次期後継者を指名しなければならない、と考えます。
しかし、父親 金日成の不自然な死からも、後継者指名がスムーズに行かない可能性もあります。その場合の不安定要因はどの程度でしょう。
どちらにしても、今から5年程の間は、北朝鮮も不安定な時期を迎える、という自覚を金正日ももっていると思いますので、その間隙に拉致問題の交渉を有利に進展することも十分可能だと思います。(希望的ですが)
それと、総連&工作員のパワーをどう減少させるかも大事だと思います。
しかし、「右翼的な人」も含めた活動、いいですね。人間には、行動の目的が大事ですね。