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もし、ある政党の党首が、当選すれば十分に政権獲得可能な候補数をその政党が擁立を予定しているのにもかかわらず、「野党になる」とあらかじめ宣言していたら候補者・後援会員の方々はどう思うでしょうか。
総選挙の公示が間近となり、各政党は自党や選挙協力区の候補者の当選のために死にものぐるいの様相です。さらに、各マスコミも各政党に選挙政策・政権構想や運動方針を取材し、るる報道されております。
さて、衆議院解散当日にNHKニュースで各政党党首に選挙に取り組む姿勢を問うたところ、１党を除いて自らの政策と獲得目標を述べました。ところが唯一、共産党志位委員長のみ、「野党らしい野党をめざします」旨のみ述べていました。これは、共産党にとって大変な自滅的イメージダウンだなと私は感じました。同時にNHKが意図的に録画編集したのかとも疑いました。その後、同党の機関紙でNHK報道への抗議は私は拝見しておりません。
さらに、10月20日付け日本経済新聞2面での記者と志位氏との一問一答でも、ほとんど自党の政策を述べず、「野党らしい野党が必要」を述べました。さすがに同紙記者も面食らったのか、この点を改めて問うています。やはり「野党らしい野党」との志位氏のお答え。ちなみに同紙同ページで社民党土井党首は簡潔ながら「第3極論」を強調し、「護憲平和・福祉充実・アジア平和構想」を述べ「政権については、民主党から呼び掛けがあれば」とし（新）民主党に媚びを売らないことを明示しています。
私が候補者ないし後援会員だったなら、党首自ら選挙公示前から負け戦のつもりでいる時、まず怒り・そして立候補予定や後援会員返上もしくは党首への厳重な抗議の行動にでるはずです。
皆様いかがお思いですか？