今日本国中が選挙選挙で絡めとられようとしています。
このサイトでも「共産党が何議席とれば勝利か」などの投稿もあります。おそらく真面目な党員の皆さんは「剰余時間」の殆どを割いて選挙活動に全力投入されているか、またはその準備をされていると思います。
中央も内容はどうであれ、あんなに熱心に取り組んできた、選挙目当ての党綱領の改定も延期してしまった。
しかし、本当にこれでいいのでしょうか?
戦後の殆ど全てを議会選挙にかけてきた日本共産党、選挙が来ればどんな政治的課題があっても振り向きもせず、どんなに議会万能主義だと非難されてもただ一票を増やすために議会主義を貫いてきた共産党、なかなかその体質を変えるのは大変だと思いますが、そろそろ見直すべき時が到来している事は事実と思います。
この春からの選挙結果を見てもそれはもう歴然としています、その戦略が破産したからこそ、党中央はなりふりかまわず今回、労働者を切り捨てる綱領改定に踏み切ったのです。
さて、しかしこのサイトでは今の共産党の姿勢に疑問を持ち、この世の動向を冷静にあるいは熱烈に見つめて検証し、積極的に問いかけ、問題提起し改革を闘い抜こうとしている人々に対し、逆にそれに対してありとあらゆる非難中傷、否定、悪罵を浴びせて自己満足している人たちが相変わらず存在しています。
自分の拠り所に何の疑問も持たず,それを検証しょうともせず、時の権力が振りまく排外主義の嵐に乗せられ、利用されていることすら理解出来ず、権力やマスメディア時には悪質インターネット情報が流す言葉そのものを使って、闘い・問いかける人々を「叩く」為にのみ存在する人たちの主体は一体何なのか?
思想的にはどう客観的に見ても、社会主義・共産主義を志した筈が今や中道すら通り越して、右翼反動派に身を落としているとしか言えない人々が残念ながら相当にいる。
これらの人たちの論法は、もうこのサイトには相応しくない、学校や社会・職場でのイジメレベル以下の情けないものとなってしまっている、しかもそれさえ気づこうともしない。
中学生が発する疑問や問いかけに対してまで、口汚く罵って何にも感じない大人たち、こんなことすれば否応なしに私たちが未来を託さねばならない若者の「輝かしい芽」を摘んでしまうことがなぜ解らないのでしょうか?
このサイトは討論の場、貴重な相互交流の場のはずです、もう一度原点に返って、もつと本当の真剣な討論の出来る場に変えて行こうではありませんか?
それが嫌ならもつと自由に何でも言えるサイトで「憂さ」をはらせばいい、いくらでも受け入れてくれます。
いくら情報化時代といえ個人が持つ情報は限られている、長壁さんや天邪鬼さん、あり難い情報を適宜に提供してくれる明るい会さん、その他の人々が相当に苦労し勉強し、探し当て、発掘してきた情報を、真剣に読み解き、闘いの為に活用して行こうではありませんか?
もう一度真剣に考え直して下さい、お願いしておきます。
さて、マスメディアはそしておそらく小泉政権は、この選挙を「自民党与党連合対新民主党」の「二大政党の選挙」あるいは「マニフェスト選挙」にしたいと思っているに違いありません。
まだ公示前なのにその両勢力による選挙戦は既に過熱状況にある、とっくに共産党や社民党は弾き飛ばされている、かなう筈がありません。
既にある地区では公明党候補の上に小泉と安倍が並んだ、とても政党別選挙とは思えないポスターまで貼りまくられている。
もう否定しようにも否定できない「翼賛選挙」が「戦前型選挙」が私たちの目の前で展開されているのです。
この異様な選挙に対して、私たちが闘いを挑もうとするのならそれはもう、①自衛隊のイラク派兵阻止をメインとした「戦争反対」を高々と第一に掲げること、②既に見え隠れしている「改憲絶対阻止」を掲げ、そして③民営化反対、消費税率アップ、年金改悪、リストラ失業阻止などを中心とした「資本攻勢粉砕、小泉構造改革反対」を公然と掲げてそれこそ、死に物狂いで闘い抜いていくしかありません。
これを許してしまえば、それこそ私たちは小泉や管によって「戦前回帰」への道を突っ走らされてしまうしかないのです。
共産党の選挙公約のように大企業や経団連に分け前を要求したり、経済活動のルール化を求めても何にもなりません。
そんなことが出来る筈がない、何かあれば私たちの税金を投入してその場逃れをするこの国にそんな余力はもうない、イラク侵略戦争の戦費負担(人道援助、復興援助)に応じ、軍備増強に懸命なのは、分け前に預かる為の先行投資です、私たちがいくら困っていてもそれを何よりも優先するのが帝国主義の政策です。
そのあり方(帝国主義)を根本的に変えない限りこんなことはいくらたっても実現することはありません。
共産党の選挙公約は余りにもお粗末で無責任、いや闘うためには余りにも不十分というしかありません。
人々の生活実態や願いから遠い公約というしかありません。
ところが一部市民運動の中にも「変化が必要」といって小沢一郎が潜入した新民主党を支持するという、とんでもない心違いの人たちがいます。
民主党は改憲派であり軍事大国化を目指す連中が支配する政党なのに、それでも変化がいいというのです、これも共産党が市民派からすら見放された為の悲しむべき現象なのかも知れません。
もう一度言います、このサイトをもっと真剣な討論が出来る場に変えて行きましょう。生き生きとした情報が飛び交う場にしましょう。
真の敵と闘える情報の収集の場に変えて行きましょう!