投稿する トップページ ヘルプ2003/10/29 ドフトエフ好き、３０代、会社員
長年の共産党支持者として、少々苦言を呈したいと思い、心ならずも「さざ波」に投稿した次第。
それにしても、党員さんたちの間にも様々な党への批判・意見があるものだと思い、いつも関心を持って皆さんの意見を拝読させて頂いております。
さて「小選挙区の（各党）立候補者」一覧を新聞で見て愕然としました。
私は何も「学歴・職歴至上主義者」でもなんでもなく、いえむしろ、そういうことを重視する風潮に反発さえ覚えていたものですが、それにしても昨今の共産党候補者の質の低下には他人事ながら「これで本当にいいのだろうか?」という気がしてならない。
鈴木宗男氏は官僚に対し「勉強が出来るのと、頭が良いのとは違うんだ」と常々話していたそうだが、共産党の候補者諸兄にも、この言葉を励みに頑張ってもらいたい。
以前の候補者には、医師・弁護士・教員といった職業の方々が大勢いたものだが、それもいまは昔。
人材の払底という以前に、そもそも共産党に入党しようという人々がいなくなってしまったのではないか。
また、共産党は300の小選挙区全てに候補者を擁立しているが、果たしてそこまでする必要性があるのか？ 先日行われた参院補選に於いても、党が候補者を見送っていれば、非自民勢力の方が圧倒的に多数だったのだから、自・公の候補者を倒せていた筈。
まさに週刊文春で宮川某に「共産は、政界おじゃま虫」との指摘も一面の真理。
2回の総選挙を通じ、小選挙区の当選者0では、我々支持者はおろか有権者にも奇異な印象を与えること必定。
私を含めて共産党に投票する人たちの何割が本気で日本が社会主義・共産主義になることを願っている人がいるだろう。
皆ほとんど自民党に対するアンチテーゼの筈である。
そうであるならば、民主党が本当にクリーンで、国民のことを思っている政党であるならば、何も共産党でなくてもいいのだ。
選挙の際は寄付金もし、赤旗も購読しているが、現在のようなセンスでやられては支持者は堪らない。
今選挙では、比例では共産党へ投票しようと思っているが、小選挙区に於いては、どうせ死票になるので、他党の候補者の名前を書こうと思っている。
最後に一言。
共産党は、社会主義・共産主義に揺るぎない自信があるのならば、もっとその優位性を選挙で訴えれば良いではないか。
姑息に隠そう隠そうとするから、何かやっぱり後ろめたいものがあるのではないかと勘繰ってしまう。
何だかんだ言っても、共産党を支持しているので、少々キツイことを書いてしまいました。