2003/10/29 大歩危、50代、公務員
10/26の長壁様にお答えします。 1 自衛隊募集の件
大歩さまは、自衛隊募集の件でも、私を「うそつき」といわれますが、そうした断言はいったい、どこからの情報を検証されていわれているのでしょうか。
長壁様に嘘を付かないで欲しいと申し上げている理由は、長壁様やちょこ&みいた様があたかも真実であるかのごとく云われた「防衛庁や自衛隊は18歳の男女に募集の葉書を届けている。」という事実がないからです。
自衛官の募集については、防衛大学や防衛医大から航空学生や看護学生、自衛隊生徒等々年齢や職域も多種多様にわたり、一律に18歳の男女に葉書を届けても意味がありません。
また、一般の二等陸海空士や曹学、補士を念頭に置いたとしても、特に女性自衛官は募集人員が限られていますので、現実に採用されるのは、高校卒よりも大学卒や専門校卒が遙かに多いような現状があり、これまた一律に18歳の男女に葉書を届けても、殆どの方は合格できないという状況になります。
多くの方が知らないから、あるいはありそうなことだと憶測でものを言ったり、嘘をついたりすることは良くないことですので、是非止めて戴きたいと思います。
2 「自衛隊・原発等にかかわる人々を非難するな」について
長壁様の自分以外は全て「ユデガエル」の自信には、いつもながら驚かされます。
貴方は原子力発電について、
それにしても、原発というのは、日本の資本主義国家の命運を左右する、巨悪の巣窟ともいえる公共事業でした。一基の原発に群がる金、金、金。かつての恩師は、「日本を動かしている巨悪は原発であろう」といいました。
米国がやっているように、軍需産業と核の処理場の一石二鳥を狙う巨悪公共事業=戦争が、日本でも、おおっぴらにその歯車をまわしはじめたということです。
と言っています。
この根拠も明らかでない言葉と飛躍した論理で、関係者がどれほど傷つくか思いをはせたことがありますか。
「巨悪の巣窟」、「原発に群がる金」等の中傷や「日本においても、軍需産業と核の処理場の一石二鳥を狙う巨悪公共事業=戦争が、おおっぴらにその歯車をまわしはじめた」等の何でも戦争に結びつける飛躍した論理は一般には通用しません。
あと一つだけ質問しますが、貴女がよく引用される劣化ウラン弾についてどの程度の知識を持っていますか。
劣化ウラン弾の基本的な性能や諸元はご存知ですか。
劣化ウラン弾がどのような効果を期待されるために製造され、また、また放射線は、何㎜シーベルトであり、それは大気中等自然界に存在する放射能に比べて小さいのか大きいのか、それが人体に影響はあるのかないのか、その放射線により、奇形児の誕生する可能性(確率)等について承知していますか。
劣化ウラン弾が大量に保管された貯蔵庫で何の防護処置をとらないまま、何百年勤務したら、人体に影響が出る恐れがあるのかご存じですか。
詳しい情報もないまま、劣化ウラン弾という名称によりあたかも原爆のように考え、引用した写真等で、いたずらに恐怖心を煽っていませんか。
イラク全土が大変な放射線の汚染にさらされているような嘘を付いていませんか?
どなたかが長壁様を優秀な煽動者と評していましたが、言い得ている気がします。
3 ちょこ&みいた様の件
私はちょこ&みいた様に①嘘は付かないようにして欲しいこと、②相手に「自分の頭で考えよ。」と云うのは大変失礼な表現であり、その前に自分に対して言い聞かせるべきであると述べました。
ちょこ&みいた様が長壁様か知人の息子様であるかどうかは関係のない話ですが、大歩危は、中学生になりすました大人の文章だと直感的に思いましたが、この件はさざなみ編集部にたしなめられました。
また貴女が天邪鬼様や大樹の陰様に共感されるのは結構ですが、それも直接関係のない話です。
この項での長壁様の言いたいことは、「大歩危が公安のスパイではないか。」ということ、「金正日擁護」、「日本が既に戦時下であるという認識をもって欲しいと云うこと。」かと思います。
しかしながら、大歩危の考えは何れも否です。
日本が戦時下という認識については以前に記したとおりであり、また私は公安のスパイでもありません。
北朝鮮問題については、金正日政権下では北の民衆は幸福になれないと思います。
戦後、日本も北も南も裸一貫からの再スタートでしたが、約60年経てその差は明らかです。
北は、金日成、金正日世襲父子が餓死者まで出していることでわかるように、北の民衆を苦しめ、また現に苦しめつつあると云っても過言ではなく、金正日は退陣すべきと思っています。
そして、既に金正日政権崩壊の序曲のようなものを感じています。
それは、米軍やその同盟国の武力によるものでなく、北朝鮮自身の内部から生ずる民衆のうねりのようなものです。
金正日は軍の引き締めに躍起になっている様ですが、いつまでも民主化を求める北の民衆を封じ込めることは出来ないと思います。
崩壊の不気味なうねりを感じているのは私だけではないと思います。