サトウキビ畑の唄、私もみました。このドラマよく考えられていると思いました。
当代の人気者を出演者にそろえ、いくらいいドラマでも見てもらえなければそれま
でですから。
このドラマでは、戦争は殺されることだけではなく、殺すことでもあるということ
を伝えていました。さんま演ずる父親は最後に傷ついた敵兵を殺すことを拒否して、
殺されてしまうのですよね。
この父親は何より家族を大切に思う父親です。妻にも子供たちにもいばることはし
ません。相手に対する丁寧な言葉遣い、彼は当時当然であった、家父長制への否定者
としても描かれていました。
この作品を作ったスタッフの、深い思いを感じました。