正義味方さん、レス、ありがとうございます。
◆以降に私の意見を申し上げます。
1.「北朝鮮と日本の間に万里の長城を築けば、拉致問題は解決される」とは思ってい ません。しかし、現実は厳しい。
最大の理由は、北朝鮮が鎖国政策をとっており、「北朝鮮人民」の「口」が封じられ ている現状があること。
戦前、日本にも「不敬罪」というのがあった。天皇批判を口にすれば、すぐ検挙され た。北朝鮮では金正日と呼び捨てにすると、将軍様といわないと、収容所送りになる。 戦前の日本と比較すると、密告がもの凄い。壁に耳あり状態で、本心をいえない、超 閉塞社会となっている。このような状況で、「敷居を下げ、交流することは」は有効 な手段とはならない。中国との国交回復とは、この点で状況が全く違う。
残念ながら、真の「日朝友好」は、このバリアが崩れた時と言わざるを得ない。
◆「現実は厳しい」ことでは、意見が一致しているようです。
「北朝鮮が鎖国政策をとっている」との意見には同意できません。欧州の数カ国は
北朝鮮と外交関係をもってますし、他にも具体的国名は、今正確にはあげられません
が、北朝鮮と外交関係を持っている国はありますので、後日正確に調べたいと思いま
す。
国連に加盟している以上、「鎖国政策」との認識はあてはまらないと、思います。
密告のすごさは、隣組や特高警察の監視網など、戦前の日本の状況に酷似している
といえるでしょう。
まず、相手の情報を正確、かつ客観的につかむことが重要だと考えます。
他にも、異論はあるのですが、長くなるのでとりあえずここまで。
2.拉致問題の最終解決は、政府間の外交で決着しかない。ここまで、こじれて、おか しくしたのは、政府・外務省の「拙攻」にあることは常識化している。密約で処理し ようとしていたのが公になり、国民世論の猛反発にあった。 世論の反発は、拉致問題を契機に、政府・外務省の主体性なき弱腰外交、人権軽視、 事なかれ主義等々にうんざりしたことにあると思う。
◆賛成です。
3.政党も同罪である。特に社共両党は、納得いく説明をしていない。このままでは、 今度の総選挙で、大敗する可能性大と見る。
まだ、相手側が労働党と名乗っている間に、堂々と批判し、拉致問題の解決と国交回 復の筋論を展開するべきだと考える。今これがもっとも大事。
◆「労働党」と名乗っていようが、いまいが、賛成です。
4.最後に、拉致問題の解決方法ですが、政府・外務省は初戦で失敗している。密約で 処理できる程相手は、甘くない事を知らなかった。
残された、独裁者に対する効果的手段として、短期の経済制裁もやむなしと考える。
◆絶対、反対です。
経済制裁は戦争の原因に直結します。
そんなことをしたら、6カ国協議もぶちこわし、核依存をますます強めることにな
るでしょう。
経済制裁は人民を苦しめるだけ、キム体制もくるしくなるでしょうが。
逆に、もし日本が何らかの形で、経済制裁されたらどうなると思いますか?
かつてアメリカを経済制裁したことがある国があったら、教えてください、と言い
たいです。