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一般投稿欄

長壁様

2003/10/9 獏Bこと天邪鬼、60代以上、自由業

 ありがとうございます。過分なお言葉をいただいて
 大塩平八郎様の投稿を読んで日本共産党中央委員会が朝鮮戦争を前に恥じも外聞も すてて戦争協力者に寝返ったなったことを知り、不快さと怒りで今はものをいう気力 がなくなっています。
 時代は回り舞台のように暗転しました。
 日本の労働者と朝鮮労働者が、ブルジョアジーのために殺し合いをせよと日本共産 党はけしかけるのか。
 これしか今日は言えないのです。

 与謝野晶子の歌が頭をよぎります

君死にたまふことなかれ
旅順包囲網なかにある弟を嘆きて

ああおとをとよ君をなく、
君死にたまふことなかれ、
末に生まれし君なれば
親のなさけはまさりしも、
親は刃を握らせて
人を殺せとをしえしや
人を殺して死ねよとて
二十四までそだてしや。

堺の街のあきびとの
旧家をほこるあるじにて
親の名を継ぐ君なれば、
君死にたまふことなかれ

旅順の街はほろぶとも、
ほろびずとても何事ぞ
君は知らじなあきびとの
家のおきてになかりけり。

君死にたまふことなかれ、
すめらみことは戦ひに
おほみずからは出でまさね
かたみに人の血を流し
獣の道に死ねよとは、
おおみこころの深ければ、
もとよりいかで思されむ。

ああおとうとよ戦いに
君死にたまふことなかれ
すぎにし秋を父君に
遅れたまえる母君は、
なげきの中にいたましく
わが子を召され家を守り、
安しと聞ける大御世も
母の白髪はまさりぬる。

暖簾のかげに伏して泣く
あえかに若き新妻を
君わするるや思へるや、
十月も添わでわかれたる
少女ごころを思いみよ、
この世ひとりの君ならで
ああまた誰をたのむべき、
君死にたまふことなかれ