はじめまして。はじめて投稿させていただきます。
日本共産党の安保政策は、はっきりいって信用できません。
私が、共産党を支持するようになったのは不破議長の「日本民主主義の展望」とい
う本を読んでからです。この本は20年以上前の本なのですが、その中で不破氏は
「現在の自衛隊は違憲だから解散させねばならないが、共産党が政権をとったら人民
軍を創設して日本の防衛にあたる」と書いていました。私は「共産党はただただ頑固
に平和などと叫んでいるだけの政党とは違うな」とえらく感動したのですが、今の共
産党からは「頑固に平和」の声しか聞こえてきません。著者の不破氏は順調にトップ
へ上り詰めていますが、この20年間に路線変更があったのでしょうか? それとも
人民軍構想はまだ生きているのでしょうか?
大塩さんの紹介されていた松竹伸幸氏のHPをみると、どうやら人民軍構想は生きて
いるようにも思えますが、だとすると共産党の「9条守れ運動」は一体何なのでしょ
う?9条を変えなければ人民軍は創設できません(まさか解釈改憲はしないでしょう)
。
有事法制に関しても、共産党は「アメリカの戦争に国民を強制参加させる」と反対
の理由を説明していましたが、逆を取れば安保破棄後の「アメリカ協力法」でない有
事法制には賛成するとも読めます。しかし、知り合いの共産党支持の人は「いつかき
た道」を危惧することを反対の理由にしていました。
共産党は安保政策に関して中央と支持者の間にねじれがあるように思えます。