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明日のためにその2

2003/11/15 鎌倉太郎、30代

 サブタイトル・・・「経済政策を語れ!」

 今回の衆院選における自民、安倍幹事長が遊説先で「共産党が勢力を伸ばすと株価が暴落する」などといった内容に対して赤旗が「古い反共攻撃」と反論していた記事があった。
 確かにこのような言い方は昔からあったが私は安倍幹事長が言う通リもし共産党が政権与党になったら翌日から日経平均株価は暴落すると確信している。(経済アナリストや海外投資家達は民主党が政権を取ったら日経平均株価は下がるという声が大勢である。民主党でさえこの辛口評価であることを共産党執行部は把握しているのだろうか?)第一「古い反共攻撃」という言い方は安倍幹事長のコメントに対して「否定」している感じがしない。
 今回もはっきり言うが「財界敵視発言撤回」「具体的な金融・株価対策」を明確に示さない限り「安倍幹事長流」の発言は今後も有効であり続けると断言出来る。せっかく「お年寄にやさしい政策」を共産党がかかげても「中流以上のリタイア世代」を取り込めない愚を犯し続けている事に気づくべきである。今のお年寄ははっきりいって貯蓄がある裕福な老人が多い。彼らは「株」や「外貨預金」をしている人だって少なくないのだ。共産党は老人イコ-ル「貧しい弱者」とワンパタ-ンに思いこんでいないだろうか?
 それと私が気になったのは衆院選にあたって共産党が「財界敵視」の姿勢を鮮明にした事である。赤旗HPで財界が共産党の経済政策をクソミソに酷評した事に対して「誇っていた」が私に言わせれば「そんな馬鹿丸出しの姿勢だから安倍幹事長に言われるだ!」と叫びたいところだ。「経済オンチ」な政党を自ら認めてどうするつもりなのか? 財界をうならせてこそ活路は開けるのに・・・。
 確か共産党は政権を取っても「資本主義体制は当面維持する」と言っていたはずである。ならばなおのこと財界の意見を「聞く耳を持つ」必要があるのではないだろうか?
 さらに言わせてもらうが一体いつから共産党は財界敵視政策に「転換」したのか? 去年(だったと思う)志位委員長自ら財界の面々と「会談」して「財界を敵とは思っていない」とはっきり断言してはずだ。筆坂氏更迭の件でも強く感じた事だが「経緯の説明」が全く足りない。きちんと説明がないから一般の無党派は「共産党は実は怖い政党」だと思われてしまうのだ。
 共産党はもっともっと「経済通」を養成しなければならない。
 何度もいうがそれほど時間は残されていない事も付け加えておく。

 P、S・・・ 社民党の新党首が福島瑞穂氏に決まったが同時に来年の参院選惨敗も決まってしまった。まさに「土井」院政の始まりではないか! 愚かな人事と言わざるをえない。共産党は「反面教師」にすべし!