投稿する トップページ ヘルプ

一般投稿欄

ついにその時がきましたね

2003/11/16 日陰のもやし、40代、自営業

  ずいぶん前から申し上げておりましたが共産党は長い下り坂をただずるずると降りているようなものだと思っておりましたがどうやらその坂の一番下が見えてきたようですね。
確かに小選挙区制というのは共産党には不利な制度であったでしょう。しかし政治闘争というのは選挙制度の戦略も含めた闘いであるわけですから生き残りたければそれなりの「戦略・戦術」を駆使しなければならなかったはずです。少なくとも小選挙区制になってからかなりの時間があったはずですからそれなりの戦略・戦術を打ち立てるのが「政党幹部」の仕事・任務であるはずです。それが今更「時間が足りなかった」なんてまさに自ら、政党幹部としての無能さをさらけ出している以外の何物でもないでしょう。
私は今更多くを申し上げません。共産党はこのままずるずると坂を滑り落ちてやがて消滅するでしょう。何故ブレーキが利かなかったのか? それは党内においてブレーキの役割を果たすべき多様な思考を持った人々を追放していったからでしょう。しかしこれも「前衛党」(いかにその規定をはずしても)の宿命的病なのでしょうね。
恐らく宮本顕治氏初めとする幹部達は「党内闘争」に勝利することが「権力への道」と信じていたのでしょうね。つまりこれは自ら自己崩壊していった世界の「共産主義運動」の日本的崩壊過程といえるでしょう。
さらにその世界的崩壊過程との共通現象は何か? それは「共産党的言語」が国民に対して通じなくなりやがて国民から振り返られなくなることです。すなわち「大企業の横暴を押さええて国民本位の政治を」や「国民の暮らしを守る改革を」や「安保条約を破棄して中立・日本の平和」をというスローガンが国民の共感を呼ぶことはもはや無いでしょう。もっと正確に言うなら共産党が言う限り国民はそれを選択することは無いのです。なぜそうなのか? それを私が解明する必要は無いでしょう。その現実を共産党自身が考えなければならない、そして考えるだけの時間は充分にあったのですから。
タイムリミットは近づきつつあります。坂の底はすぐそこです。
このサイトに投稿しながら大変言いにくいことではありますが
このさざ波の方々のようなアプローチもまた社民主義的方向への党変革志向も実を結ぶことは無いでしょう。それを論証する必要ももはや無いでしょう。答えは「時間は充分にあり、そして過ぎ去った」からです。
私が今ひとつ提案できることがあるとするなら潔く「解党」の方向へ向かうことです。そして来るべき「憲法改正」に備えて「絶対護憲」ではなく「民主的憲法改正」の論陣を構築して国民の中に根付かせる草の根運動を心有る人々と共に組織することです。(それは社民党にも進めたいことですが)