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『さざ波通信』編集部は兵庫一区をなぜ論じない?

2003/11/25 9+25、50代、自営

   兵庫一区では、「改憲阻止9プラス25」(9条、25条改悪阻止)なる統一戦線組織が秋口に急遽立ち上げられ、無党派護憲派総結集が図られた。新社会党員や、当初から社民党市議らが加わり、やがて社民党現職(当時)の兵庫選出衆議院議員、中川智子、北川れん子が呼びかけ人に合流し、無党派候補(新社会党兵庫県本部委員長の原和美さん)を告示日直前に擁立して、総選挙を闘った結果、2万1千余票を獲得して大健闘した。これは万全の体制で闘った筈の共産党候補を上回り、更に96年総選挙で新社会党公認候補が同選挙区で得た得票1万5千足らずに比しても大きな得票だ。現在の衆議院選挙制度の下で、「無所属候補」が被る著しい選挙戦術の差別を考えれば、まさしく大健闘と言って差し支えない。同候補はその結果供託金没収を免れ、寄せられたカンパ1100万円で選挙を賄うこともできた。この方式の成功は共産、社民、新社会、革新無党派の結集の雛型を示したのでないのか。呼びかけ人は今でも増え続けているが、最終盤には土井たか子氏も加わった。来夏の参議院選挙への大いなる展望を切り拓いたと言えよう。志位委員長も加わるくらいの度量が欲・・・(文字化け)・・・