総選挙が終わって早や2週間が経ちます。私は選挙公示前から宗教ファシスト公明党創価学会の、狡猾な二股戦術(民主党の獅子身中の虫となり、小選挙区候補と比例代表候補を完全分離させたこと)および、マスコミや政党系メディアが一部を除き無批判になっていること、彼らのあなどりがたい組織活動につき警鐘を鳴らしました。そして、その背景には彼ら自身の危機ー新会則上神格化(仏格化??)された池田大作氏の重病(説)等ーがあることをお伝えしました。残念ながら総選挙で彼らの勢力(議席及び得票数・率)および潜在的影響力(自民党一部新民主党へ貸し)はさらに拡大しました。
11.20のヨタロー様のご指摘はとても重要です。そして、マスコミに若干の変化もみられます。例えば選挙前は、主要なメディアでは週刊新潮しか創価学会批判をしませんでしたが、その後は他の週刊誌でも批判的な記事が散見されます。週刊新潮の記事の大部分を私は嫌いですが、必要な部分は読み取るべきです。政党系メディアでは、しんぶん赤旗が選挙中ようやく「民主党一部候補が比例は公明党と演説した」件を載せた程度でした。
是非多くの皆様は、良心の自由、政教分離(憲法20条)の拡大発展させるために、創価学会の問題性について、事実に即して告発することを望みます。
また、本サイト編集部をはじめとする科学的社会主義の立場に立つ方々は「宗教は所詮アヘン」と軽んじないでほしいです。彼らが、新自由主義的改革を推進する上で、直接は不利益を被る階層の利益をある程度守る機能があるゆえ、一定の支持を得ている(つまり、公明党議員の口利きなどで創価学会員の生活上の困難が軽減されている)側面です。さらに、彼らは他の政党以上に子ども達をほぼ自動的に信者にし、創価学園という自前の学校システムを有しているという事実も、後継者育成のゆがんだ技法として、冷静に直視していただきたく存じます。