少し前に、長壁さんが自衛隊の募集ハガキが高校生に送られているという事実
に触れた際に、大歩危さんがしつように「嘘」と断言していた。しかし、それが「嘘」
でなく事実であることは、今春、『毎日』のスクープ記事を発端にした国会での野党
等の追及により防衛庁自身が認めているところである(
「自衛官の募集のための適齢者情報の収集について」を参照のこと)。
これによると、「地方公共団体から提供された情報は主としてダイレクトメールの
発送に利用している」そうである。その情報収集は都道府県レベルで半数以上(25)
にのぼっている。なお、これらの情報収集は、防衛庁にとって必要なことらしく、中
止されることにはなっていない。