千葉日報11月26日付けで、こんな記事がでていました。
<大敗も責任問題出ず>
先の衆院選で議席を激減させた三つの政党のうち、共産党だけが表立って執行部の責任を追究する動きもなく、平穏を保っている・・・
「わが党の執行部の責任が問題になるのは、路線や方針の誤りを犯した時だけ」(志位委員長)
「社民党には社民党流のやり方があるわけだから、それはご自由だ。」(市田書記局長)
・・・来年夏の衆院選に向けた党勢立て直しの処方箋ははっきりしない。
以下は私の意見です。
衆院選の総括は来年の党大会で、党内外からの意見を聞いた上で行う旨、赤旗では報じられていますが、そこで「時間がなかった」論で片づけるのではないか、と危惧しております。もしそうなら、有権者をあまりにもばかにしていると思います。
・総選挙よりも党大会を優先した、中央委員会の致命的ミス。
・先見性を売り物にしている党が、民主党の変質を見抜けなかった、観察・分析力の欠如。(有事法制への対応を見ていると、素人でも分かること。あらかじめ敗因の弁に使おうかとしていたのではないか、と疑いたくなります)
他にも中央が責任をとるべき点は、まだまだありますが・・・
ここまで党の存亡の危機がせまっていても、危機と感じない危機感のなさ・・・私が熱い想いを寄せていた、日本共産党の幹部とは思えない中央委員会の態度・・・一般支持者の声は、どこまで届くのでしょうか。