かなり古い記事にレスをつける事、お許し下さい。新参者ゆえ。
>あるいは社会主義革命が成立すれば個人崇拝とスターリン主義支配になる必然性をもっているのか。それが共産党員と支持者の悩みである。
一般の人間に政治は分からないだろうから、自称人民の代表の党に権限が集中するのは当然の事。更に世の中はどんな社会システムをとっても秩序無くして存在し得ない。革命後の社会ではそれまでの常識は「過去の遺物」と貶められ、新たな「秩序、常識」を作るのはこれ又「党」。ではその党はどう運営されるか。党を動かしてるのは党首。と考えると独裁者の出現は必然と言えよう。
>もとより個人崇拝やスターリン主義を許すのは労働者階級の批判力の弱さからくるものである。
こうした労働者階級を小ばかにして、それを防ぐ為のやり方を考えてやろうというのは驕りであると私は考えますが?
>わたしは平和革命など不可能だと主張してきたから離党せざるをえなかった。日本においては暴力革命以外のいかなる道もないと今も考えている。
そうですね。民主主義体制の恩恵を受けている国民が一党独裁を望む訳が無い。
>また民衆の奴隷根性も残っていると想像する。人間は不完全なのである。
民衆には奴隷根性がある。この言葉の裏には自分だけは支配から切り離されてると言う「驕り」が見え隠れします。
>革命後スターリン主義者に絶対支配させない方法は、暴力革命で武器を持った労働者階級が、この階級特有の組織性と規律をもって、革命政府を監視し、その政府が国家的暴力で労働者階級に襲い掛かるならば、彼らのもつ武器や兵器によって打倒することによってその支配に打ち勝つ。。圧倒的な数の労働者階級が武装解除されなければスターリン主義の支配は不可能である。
それを防ぐ為にあらゆる共産国家では強制収容所と密告社会という物を作り出しているのですが・・・。労働者階級とやらが監視する前に、既に彼ら自身が監視されているんですよ。