赤嶺議員の国会での発言で党の政策とは相容れないことを党は言明し、本人も誤りを認めているのでこれで落着にするということらしい。本人のコメントをよく読んでみるとやはり米英軍はすみやかに撤退すべきだというもっとも肝心な原則的な主張を直接には述べていないことがわかります。
間違いを認めたのは「米英占領軍の撤退をもとめていないととられる発言をした」ということであいかわらず「国連中心の復興支援に枠組みを移し、そのもとで米英占領軍の撤退をはかることが必要」という主張を繰り返しているにすぎません。ちょっと待ってください。そんなことは侵略戦争を支持するあるいは反対しない政党や国家だって言っていることではありませんか。
どうして言うべきことをはっきり言わないのでしょうか。まったく理解に苦しみむことです。国会の議論では戦略的な配慮が必要なのはわかりますが、本質にかかわる是非までそのなかに含めるとしたら言論の駆け引きで政界を泳いでいくという他の政党と選ぶところはありません。
赤嶺議員に即刻国会議員の辞任を求めます。