今現在、共産党は9議席獲得(朝日新聞HPによる)が確実視されている。まだ完
全に開票されてはいないが議席半滅は確定的だ。
さて首題だが某育毛剤のキャッチコピ-ではない。共産党の執行部に贈りたい言葉
である。
この選挙結果を見てさざ波通信の皆さんはどう感じただろうか? 「まさか?」だ
ろうか? それとも「またか!」であろうか?
多くの方々は後者の感情を抱いたのではなかろうか?私は無論後者である。
共産党に対する提言は選挙結果が確定してから後日たっぷりさざ波通信に書かせて
もらうが今日ははっきりした「現実」を私なりに記したい。
まず一番はっきりした事は志位・市田ラインをはじめとした執行部は過去から(東
京都知事選や地方統一選)何も学んでいなかったという点である。「政策を論じる時
間が無かった」(志位委員長)などとよく言えたものだ。時間などいくらでもあった
はずである。
「2大政党に埋没した」(市田書記局長)に至っては「大馬鹿者!!」と叫びたい
くらい情けない言い訳である。前回とは選挙制度は変わっていないし共産党自身が硬
直した姿勢をとり続けた報いが来たに過ぎない。以前言ったので少々くどいが「共産
党幹部は分析する頭が無いのか?!」と声を大にして言いたい。私は無党派だが末端
の共産党員の疲労感(もはや諦観か?)の大きさは察して余りある。
この現実でなお志位氏は「第3極」などといい続けるだろうか?
悪い事は言わない。志位・市田両氏は責任を取って委員長・書記局長職を返上すべ
きだ!選挙で3連敗して照れもせず「言い訳」に終始する現状に未来はない。来年の
参院選挙までに新体制で臨まないと本当に手遅れになると私は大変危惧している。
P、S・・・私はマスコミの言う「2大政党制」には反対の立場である。やはり第
一党の自民、第二党の民主に続く「第三勢力」が絶対必要であると私は考えている。
ただし志位氏あたりが言う「野党らしい野党」(万年野党じゃないか!それって!)
ではなく個性あふれる具体的政策を持っている中小政党が衆院全体の四分の一(つま
り約100~120議席)くらいを占めて万一、自民・民主が共に暴走した時に自民・
民主の反主流派を取り込んで「与党」になりうる「第三勢力」が必要なのだ!
政界は「国家3分の計」つまり「三大勢力」が日本においては一番望ましく、共産
党が「与党勢力」をうかがえる現実的な方策と私は思っているのだ。
みなさんはどうお考えでしょうか?