総選挙の結果は、ひどいものでした。共産党は9議席。社民党は6議席。まるで、
「左翼、最後の日」が来たみたいでした。
今さら言っても、仕方が無いのですが……。少々の事は、目をつぶり、小選挙区で
社共の選挙協力をやればよかったのに、と思います。そして、東京21区では、社共
両党で、川田悦子さんを支援するべきだったのです。そうすれば、川田さんは、ひょっ
としたら、当選したかもしれません。
これから、どのようにして共産党を立て直し、巻き返しをはかるか、という議論が
活発になるでしょう。この「さざ波通信」でも、共産党の中でも。
その際、不破議長、志位委員長、市田書記局長の3人は、責任を取って、辞任する
べきです。これは、絶対です。きちんと、ケジメをつける意味から。
そして、今までの、機関紙、党員などの拡大路線一本槍を再検討するべきでしょう。
拡大だけでなく、大衆運動にも、きちんと取り組んでいくべきでしょう。議席が、大
幅に落ち込んだのですから、大衆運動を活発化させないと、我々の生活と権利、平和
と民主主義を守り、発展させる事はできないでしょう。下手をすれば、与党3党と民
主党とがグルになって、憲法の改悪をやってしまうかもしれません。
とにかく、共産党は、今までの活動のやり方を改めるべきです。そして、党指導部
に批判的な意見を押さえつけるのではなく、様々な意見を自由に、公然と発表できる
様にするべきでしょう。