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政権像を示さなかった委員長の責任

2003/11/11 たれりん、30代、無職

選挙結果は案の定の敗北でした。市井の党員の方々は生活することに危機感を抱きつつ活動されてたと思いますが、委員長の姿からは、のほほんとした雰囲気が感じられました。敗北しても生活には、おそらく困らないのでしょう。
私は今回の選挙で一般の方の支持が得られなかったのは、政権像を示せなかったことが大きかったと思います。
自公保政権に不信任の有権者は今回、とても迷ったのではないでしょうか。わたしは政策では一番、党に共感しています。しかし小選挙区では党候補は、とても勝ち目はありません。党候補に入れることは、結局、自民の当選を助けることになります。いくら得票率があがっても、法定得票数にもたっしないのなら、単なる党のなかの自己満足でしかありません。自公政権は絶対だめ、民主政権には参加しないと明言し、政党選択で共産党の良さを押し出すのは当然のことですが、ではいったいどんな政権像がベターなのかには触れずじまい。それを示せず自民も民主もだめと批判していては、少しでもいい政権をと願う国民の声に答えていないと思います。どこに入れても現実の流れは変わらない、皮肉なことに号外が共産党を含め、政治の閉塞感を生んだのではないか。無党派層の投票意欲を削ぎ、投票率の低下に貢献したのではないか。また機械的に小選挙区に候補を立てることで、政党選択のうえでも、一般有権者に党本体が、そっぽをむかれたと思います。
勝つ意欲が小選挙区であるなら、志位委員長が小選挙区に立候補してほしかった。