毒饅頭さんは、野党外交の成果を宣伝するなら、アメリカへも行け、と共産党の指導部を非難しておられました。私は、アメリカに加えて、北朝鮮へも代表団を派遣しろ、と言いたいです。
そして、金正日政権に対して、
①核兵器の開発を、即時、中止する事。
②日本人拉致被害者、及び、その家族を無条件で、日本へ帰国させ、来日させる事。生死不明の拉致被害者、死亡に疑いを持たれている拉致被害者については、家族や関係者、日本政府による調査を認める事。
③中国に脱出した北朝鮮の国民が、中国の公安当局に捕まり、強制送還されてきた場合、それらの人々を決して処罰しない事。
以上の3点を要求し、交渉する事です。手詰まり状態になっている拉致被害者とその家族の送還と、核兵器の開発の中止の問題で交渉し、日朝間の国交正常化に道筋をつけてこそ、野党外交をやりました、と言えるのではないでしょうか。
日本政府も、他の政党も、「救う会」や排外主義者の顔色を伺って、勇ましい事を言う以外には、何もしようとしない今こそ、共産党は開き直って、北朝鮮に代表団を送り込んだらいいのです。誰が何と言おうと、それが共産党が、やらなければいけない事だと思うのです。