総選挙期間中にてさざ波通信読者皆様も、いろいろお考えの折と思います。当日はとにかく、投票率を上げて宗教ファシズムの毒がまわらないようにしましょう。
創価学会の「連立与党」と新民主党の二股作戦については、旧自由党議員や予定候補者に元公明党議員が複数いる点を憂慮して指摘いたしました。
さらに少なからぬ選挙区で新民主党が自分の候補の小選挙区だけ宣伝するという噂も事前に聞きましたが、11.2の共産党機関紙「しんぶん赤旗」によれば、新民主党の候補が複数の選挙区で「比例は公明党」と演説しているとのことが報道され、事実とすれば噂はウソでなかったと、一層心配になります。
創価学会は、教主池田氏の重病(説)や数々の悪行を権力で押さえこんでいるため、組織の危機にあります。創価学会側は新旧にせよ与党となる選挙後の選択肢拡大を狙っています。新民主党も旧自由党を併呑した分、創価学会の票を当てにしながら、新連立への呼び水にしている可能性が高いのです。それらをたくみに行うため、今回公明党は、小選挙区と比例代表の重複立候補はなく、小選挙区ではどの候補からでも「比例は公明党」と宣伝してもらえる細工をしています。
さらに、心配なのは、社民党が新民主党に選挙協力をしていること。不況に伴い、労働組合の組織率、組織人数とも大幅に低下し、両党とも連合系労組の組織票が単純にあてにできないことです。同党にもいずれ、宗教ファシズムの毒がまわる可能性があります。
それから、憲法20条(宗教の政権関与の否定)を、主語と目的語の区別がうまくできない日本語の特色を逆手に取り、平たく読めば「宗教団体が政権に参与すること」を否定していると思う文言を、「宗教団体に対して政治権力が抑圧してはならない」という奇怪な歪曲的読み替えを、公明党地方議
員主導で地方議会でも広めていることです。
私は、かつて宗教ファシズム経験した者として、皆様に警告をお伝えしたい。自民党、旧民主党、社民党の議員の金にまつわる非行による逮捕はやむを得ないとして、なぜ、もっと悪辣なことを行っている創価学会系議員が取り締まられないのか、不思議でたまりません。権力の怖さです。思えば、マスメディアでは週刊新潮誌(他の新聞、出版社系雑誌は軒並み屈服)以外には創価学会の反社会的行動を報道するものがなくなりました。政党系メディアでは「しんぶん赤旗」が細々と伝える程度です。
今後、皆様が宗教ファシズムを望まないなら、あなたとその家族の幸せのために、11.9の一票をともかく行使していただきたく存じます。投票率が下がるほど、宗教ファシストたちが有利になります。27%の投票率で、連立側が「勝った」参議院埼玉補選。こんな形で宗教ファシズムの毒がまわります。皆様と回りの皆様どうぞよろしくお願いいたします。