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朝日や毎日は民主党の増税論議を評価していますよ

2003/11/3 京都の自治労連組合員、40代、自治体職員

 雑誌『正論』12月号の連載記事「マスコミ照魔鏡」で、朝日新聞や毎日新聞が民主党の消費税率引き上げを評価した旨書いてあります。民主党が自由党と合併大会を開いた際の社説です。
 朝日社説は「年金の財源に将来的には消費税をあてることを盛り込んだのは、選挙戦での増税論議にあえて挑もうということだろう。首相主導の政策決定をはじめとする統治のあり方について具体的な代替案を提示しているのも、過去の野党にはなかったことだ」と評価している。
 毎日社説は「従来の公約のような夢ばかりを羅列したマニュフェストでは、国民の賛意は得られない。年金の給付水準を示していない点は問題だが、民主党が消費税率の引き上げを容認した。改革の痛みを具体的に国民に求めたものだ。換言すれば自らの政権担当能力を内外に誇示したものといえる」とこれまた評価している。
 上記の通り革新政党寄りだった朝日・毎日の社説でも民主党が選挙戦であえて消費税増税論議に踏みこんていることを評価しています。
 この連載の著者の稲垣武も「確かに、旧社会党のように大幅減税と福祉予算の大増額をセットで公約するなど、万年野党の気楽さから来る無責任な公約を掲げて恥じなかったような『野党病』は、民主党からは払拭されており、大きな進歩と言っていい」とこの面では評価している。
 しかるに我が家に入れられた共産党の選挙ビラには「消費税増税反対」と書かれています。朝日や毎日の社説にすら反することをやっていて共産党は本当に選挙に勝利できると思っているのでしょうか。
 現に今日3日の新聞の衆院選情報では共産党は解散時20議席が12議席程度になる予測が出てました。