今日、新聞各紙に衆院選予予想が発表されたが「朝日」から「産経」まで小泉自民大勝、菅民主躍進、社民・共産苦戦と10月4日に私が予想した通りの展開になってしまった。朝日や毎日があれだけ民主党に肩入れしたにも関わらず。
残念ながら共産党が衆院選で巻き返す策を考えるには時間が無さ過ぎる。来年の参院選挙までに対策を考えないと同じ結果になるのは疑い無い。
共産党(だけに限らないが)の躍進の絶対条件は「無党派、特に40代以下の有権者」の支持を得なければならない。共産党は彼らが求める物が何なのか「マ-ケティング」する必要がある。「雇用」「金融」「外交」そして「憲法」の4分野は特に重要だ。早急に「特別チ-ム」を作り調査⇒分析⇒共産党の長所と無党派の要望を融合⇒提案 ともっていってもらいたい。
今回の選挙を通じて強く思うのだが共産党は全体的にアピ-ルが下手過ぎる。「電通」か「博報堂」からアドバイスをもらった方がいい。共産党が「広告」を蔑視する傾向を私は感じるが大きな誤りである。志位委員長のアピ-ルやコメントなど30代前半の私からみたら絶対共産党に投票などしないと思わせるくらい「最悪」である。志位委員長が「年配の党員」を向いているのが明白だし何しろ存在が「軽い」のだ。
選挙で連勝している小泉首相は進退をかけて望んでいるのに連敗中の(都知事選、地方選)志位委員長が進退をかけていないのも不可解である。何度かさざ波通信で言及しているが今選挙で敗北(20議席未満が敗北ライン)したら辞任して新体制に変えるべきである。
もう一度はっきり言う。志位委員長ではとても小泉・安倍コンビには太刀打ち出来ない。参院選、改憲問題、その他諸政策で与党に屈するのが目に浮かぶ。衆院選後にきちんと責任をとってもらうべきだ。それすらも出来ないなら早晩、泡末政党⇒議席ゼロに陥るだろう。「新社会党」のように。
共産党よ。もっと地に足をつけてほしい。自民・民主との第3極などと「寝言」を言っている場合では無いのだ!!