不破議長の著作の件について、ご指摘を受けて、考えてしましました。
現在の北朝鮮バッシングの矛先はやがて中国へ向かうと思います。今回の六カ国協議の中でも、拉致問題を外したのは中国の思惑ですし、何よりも、北朝鮮の陰には中国が存在することははっきりとしました。日本でも、中国人による犯罪の手口など、今日のNHKクローズアップ現代でも取上げられておりました。バッシングの兆候はいろいろなところへ現われております。そのようなときに、しかも選挙期間中に、不破議長の著作の中国での書評をさも自慢げに載せるとは、かなり無神経と思います。昨年の北京の5日間の宴会責めに篭絡されたのではないでしょうか。
中国は対米戦略の観点から、共産党のみならず、日本の各方面の組織や人々を篭絡しているようです。アメリカによる人民元の切り上げ要請など、これからは米中対立が表面化して、日本はその間で苦労することになるでしょう。日本はどちらにも組しないで、断固中立で行かなくてはいけないと思います。