選挙権を得て以来、共産党に入れなかったのは青島知事以外ない私ですが、今の共産党はなんか甘い感じです。特に感じるのは自衛隊に関する認識です。マスコミは「無理やり行かせられる隊員」が可哀想といった報道を垂れ流していますし、党も「隊員」の恋人など持ち出しています。しかし、ここで間違ってならないのは自衛隊員は志願制であり、無理やり徴兵された兵隊ではないという事です。嫌なら辞めればいいのです。不況とは言え、警備の仕事、力仕事、タクシー運転手などいくらでも仕事は有ります。外国に行って侵略に加担し、何の関係もないイラク人を殺してしまう仕事が嫌なら他の道はいくらでもあるのです。国家からの強制により無理やり引っ張られる徴兵軍人とは質が格段に違うのです。では、なぜ彼らは行くのか。しかも、志願者は定員を上回っているとの事。なぜ? 軍の中で出世したい為ですよ。除隊後の再就職が有利だからです。銃器を撃ってみたいからであり、交戦の目映い興奮や硝煙の中で立つ自らの勇姿を想像し、野生の本能をぎらつかせる連中なのです。ひょっとしたら、学校で教練が復活するかも知れない、そうすれば、筋肉馬鹿の俺を見下し・・・(かなりの文字化け)・・・りません。個人は戦争では必ず負けるのです。原爆を落とした個人(エノラゲイ搭乗員)は勝ったのでしょうか。無辜のイラク人を殺した米兵は勝ったのか。否。全員負けたのである。そんな事には思いもはせず侵略の尖兵を務める自衛隊はすでに自衛の軍隊ですらなく、復活した日本軍部に他ならない。自衛隊員も人の子などと人のいい事を言っている場合ではない。軍人が威張り出したら終りである。自衛隊は国民の敵である。それぐらいの気概がなければ、これからの反軍部の戦いはあっという間に蹂躙されてしまうのがおちである。共産党、もっと過激でいいのでは。がんばれ。自衛隊に同情する前に、無理やり子供や孫を徴兵されるかもしれない一般国民を守る気概を持ってくれ。