鎌倉太郎さんの「北朝鮮拉致問題に対する共産党と赤旗の対応は、ひどすぎるの一言に尽きる」に同感です。共産党が、何時、あたりまえの認識に立ち返るのか注目している。今後、必ず、いろいろな動きが出てくる。平沢訪中は前哨戦のようなもの。今の共産党の「だんまり」「封印状態」が継続すると、存在感はますます薄れ、参議院選での大敗は必至。過去の誤りを潔く認めてこそ、前進がある。その勇気をもつよう不破議長に忠告したい。
さて、長壁氏の「ゆで蛙」論を今年は何度も拝見した。一言でいうと、自分の意見に賛同しない人に対して「ゆで蛙」「軍国蛙」「ゆで上がった脳みそ」と切って捨て、寄せ付けない。又、何何を理解できないようならこれ以上論議することは無駄….のような言い方も何度か目にした。
又、「知識・思考力があってもいいはずの人間が、カビの生えた固着した思考にからめとられているのを拝見すると、暗澹たる思いに駆られます」とあるが、これは、思い上がりもはなはだしい、一体自分は「何様」と思っているのか疑いたくなる。あるいは、まわりが客観的にほとんど見えていないのかも知れない。
民主主義的なル-ルとは、相手の「言い分」をよく聞き、まずは相手の考え方を受け入れる。その上で自分の意見を主張する。これが大事と思う。自分の意見と違う事に対して、ヒステリックにレッテルを貼り続け、排除し、蔑む態度は絶対良くない。政党(党員)は、国民大衆をどう自陣営に結集させるかで帰趨が決まる。そのためには大衆を粘り強く説得し続けることが必要なのだ。来年は是非、そう願いたいものである。
私は「氏」の戦争反対論にそう目くじらは立てるつもりはないが、2~3意見が違う。
「小泉内閣の暴走をくいとめる」有効な手段は、「反小泉暴走」勢力が戦線を組んで、政権から引きずりおろすこと。「反小泉暴走」の一点で、協力関係を作ること。これは現実的選択肢として可能性が最も高い。共産党の現状=自主孤立路線は見直すことが肝要と思う。
「北朝鮮の拉致がこの戦争に加担」については、見方の目線・角度が全然違う。私は、この北朝鮮・拉致問題が、日本外交(行方)のキ-ポイントになると思っている。
① 主体性無き右往左往(ふらふら)外交
② 金権腐敗/亡国的外交
③ 人権軽視の事なかれ外交
これ等について、日本が決別できるかどうかの試金石である。今までは糊塗できたかも知れないが、「この拉致問題」だけは、人権問題そのもので、闇から闇へ葬れなかった。否、葬りさせなかった国民サイドの力が発揮されたと考えるべきである。引き続き「悪徳政治家/亡国外務官僚」を監視続ける運動を呼びかけていきたい。共産党よ!目を覚ませ!