偶然にこのサイトを知ったのですが、共産党の急速な右傾化に抗しようとするあなたたちの姿勢に共感しました(もっとも、党内からの改革が可能であるとは思っていませんが)。
共産党の最近の凄まじい右転落は、あなたたちも指摘しているように、党中央が革命家としてではなく、せいぜい学級委員として党を指導してきているからですが、これは党の本質に基づいているのであって、「指導部の誤り」というようなものではないだろうと思います。中央の指導を受け入れてきたものが党全体にあるのであって、これは綱領そのものの持つ本質から来ているのだと思います。綱領レベルで来るべき革命を「直接社会主義をめざす革命ではない」ということになれば、資本の体制の枠内での改良を「革命」の名で追求することになるのは当然のことです。
共産党は、天皇制の存在を容認し、自衛隊の存続も認め、今度は「君が代・日の丸」の法制化の要求です。これらはいずれも労働者に対する明白な裏切りです。このような裏切りに反対するような健全な党員がまだ共産党の内部に存在したことに驚くと同時に、こうした活動が徒労に終わらないように祈るばかりです。
プロレタリア的・社会主義的挨拶をもって。 HiroT